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フランス・アメリカ・イギリスでのアロマセラピーの位置付け
アロマセ(テ)ラピーは、日本では、植物から抽出した香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく自然療法という位置付けになっています。
アロマセ(テ)テラピーの目的
●心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す
●心と身体のリラックスやリフレッシュを促す
●心と身体の健康を保ち、豊かな毎日を過ごす
私はAEAJ(日本アロマ環境協会)のアロマテラピーアドバイザーの資格を保持しています。ワンランク上のインストラクター、セラピストのようにはいきませんが、わかる範囲でお伝えできればと思います。https://www.aromakankyo.or.jp
では、他の国ではどうなの?ちょっと調べてみました。
フランス、アメリカ、イギリスにおけるアロマセラピーの位置付けはそれぞれの医療システムや文化的背景により異なりますが、共通する点も多いようです。
フランス
- 医療としての認知:フランスでは、アロマセラピーは「アロマテラピー」として、医療の一環として広く受け入れられています。医師が精油を処方することもあり、患者に対する補完療法としての役割を果たしています。
- 教育と専門家:多くの専門学校やプログラムが存在し、アロマセラピストが体系的に育成されています。医療従事者の中でも、アロマセラピーの知識を持つ人が多いです。
- 精油の安全性:フランスでは、精油の使用に関する規制が厳しく、品質の高い製品が求められています。医療現場でも、その効果や安全性が重視されています。
アメリカ
- 補完医療の一部:アメリカでは、アロマセラピーは補完医療の一部として認識されており、病院やクリニックでの利用も見られます。ただし、医療の主流とは少し距離があります。
- 多様なアプローチ:アロマセラピーを実践する人々は多様で、セラピストや整体師、ナチュロパス(自然療法医)などさまざまな背景を持つ専門家がいます。
- 研究の進展:最近では、アロマセラピーの効果に関する研究が増えつつあり、特にメンタルヘルスや痛み管理における効果が注目されています。
イギリス
- ホリスティックアプローチ:イギリスでは、アロマセラピーはホリスティック医療の一環として広がっており、ストレス緩和やリラクゼーション、痛み管理に役立つ手段として利用されています。
- 資格制度:アロマセラピストになるための資格制度が整っており、専門的な教育を受けたプロフェッショナルが多いです。公式な医療機関でも、アロマセラピーが導入されるケースが増えています。
- 健康とウェルネス:多くのスパやウェルネスセンターでアロマセラピーが提供され、リラクゼーションや心身の健康促進に寄与しています。
共通点
- メンタルヘルスへの影響:どの国でも、アロマセラピーはストレスや不安を軽減する手段として重視されています。
- 安全性とエビデンス:精油の安全性や効果に関する研究が進められており、医療機関での利用に際しては、科学的な根拠が求められています。
日本でのアロマセラピー、がん患者に対して
日本でのがん患者へのアロマセラピーは、主に身体的苦痛や精神的苦痛の緩和がメインです。以下のような方法や効果があります。
1. 精油の使用
がん患者には、リラックス効果や痛み緩和を目的とした精油が使われます。特によく使われる精油には以下があります:
- ラベンダー:リラックスや睡眠改善。
- ペパーミント:吐き気や頭痛の緩和。
- カモミール:不安軽減やリラックス。
2. マッサージ
エッセンシャルオイルを使ったマッサージは、身体の緊張をほぐし、痛みを軽減する効果があります。リラックスしたい時に特に好まれます。キャリアオイルにエッセンシャルオイルを数滴混ぜて使用します。
3. 吸入療法
エッセンシャルオイルをディフューザーやティッシュに垂らして吸入することで、リラックスや気分転換を図る方法です。香りを楽しむことでストレス軽減にもつながります。
4. 環境整備
アロマセラピーを通じて、患者さんが過ごす空間を快適にすることも重要です。心地よい香りを漂わせることで、安心感を与えることができます。
5. セラピストとの相談
専門のアロマセラピストと相談し、個々の状態に合ったアプローチを取ることが大切です。特に、がん治療中は副作用や体調に注意が必要です。
注意点
- 医療機関での治療と併用する際は、必ず医師に相談してください。
- 精油の種類や使用方法によっては、アレルギー反応や副作用が出ることもあります。光毒性だったり、乳幼児や妊婦への使用注意など、それぞれの特性をよく知ってから使用することが重要です。
アロマオイルとエッセンシャルオイル(精油)の違い
- アロマオイル:香りを楽しむためのオイル全般。植物由来のものから合成香料まで含まれる。
- エッセンシャルオイル(精油):植物から抽出された純粋な精油で、天然の成分から成り立っている。
アロマセラピーでは、通常はエッセンシャルオイルを使用することが一般的ですが、目的に応じてアロマオイルも利用されることがあります。選択する際には、成分や用途に応じて適切なものを選ぶことが重要です。安価なオイルは不純物が混ざっていたりすることがありますので、十分に注意して用意するようにした方が良いと思います。
がん患者の心身のサポートとしてアロマセラピーが効果的であることが多いですが、個々の状況に合わせたアプローチが重要です。がんに効果があるとされるエッセンシャルオイルについては、科学的な証拠がまだ十分ではありませんが、いくつかのエッセンシャルオイルが補助的な療法として注目されています。以下は、その中でもよく挙げられるものです。
- ラベンダーオイル: リラックス効果があり、ストレスを軽減することで免疫力の向上を助けるとされています。
- ティーツリーオイル: 抗菌作用があり、感染症予防に役立つとされています。
- ペパーミントオイル: 吐き気を軽減する効果があるため、化学療法の副作用に対処する際に使われることがあります。
- オレガノオイル: 抗酸化作用があるとされ、一部の研究ではがん細胞の成長を抑える可能性が示されています。
- フランキンセンスオイル: 抗炎症作用があり、免疫系のサポートに寄与すると言われています。
抗がん作用や免疫力向上が期待されるエッセンシャルオイルについて、この後紹介します。ただし、これらのエッセンシャルオイルはあくまで補助的なものであり、医療的な治療の代替にはなりません。
この後の紹介は、そんな効能があるとされる一部のエッセンシャルオイルの紹介です。使用の際は自己責任になります。あくまでも、そんな効能があるとされる、の位置付けです。
効果があるとされるエッセンシャルオイル(精油)
免疫力が上がるとされるエッセンシャルオイル
- ペパーミントオイル:
- 消化を助け、吐き気を軽減することで、体全体の状態を整える効果が期待されています。
- シトロネラオイル:
- 抗菌作用があり、感染症予防に役立つとされているため、免疫系をサポートする可能性があります。
- ユーカリオイル:
- 抗炎症作用があり、呼吸器系をサポートすることで免疫力を高めるとされています。
- ローズマリーオイル:
- 抗酸化作用が強く、体の健康を保つために役立つと考えられています。
これらのオイルを使用する際は、希釈して使うことや、アレルギー反応がないか確認することが重要です。また、医療的な問題については必ず専門家に相談してください。
抗がん作用が期待されるエッセンシャルオイル
エッセンシャルオイルに含まれる抗がん作用が期待される成分には、以下のようなものがあります。研究によってその効果が示唆されていますが、まだ確固たる証拠が得られていないことも多いです。エッセンシャルオイルを使用する際は、医療専門家に相談することをお勧めします。
私は、主にリラックス目的で好きな香りのものを選んでいます。ついでに抗がん作用があるとされていたり、抗菌作用、抗酸化作用があったりするとお得かな、美容にもいいのかな、くらいの気持ちです。
1. フランキンセンスオイル
- ブセレリノール: がん細胞の増殖を抑制する可能性があるとされています。
2. オレガノオイル
- カルバクロール: 抗酸化作用があり、がん細胞の成長を抑える効果があるとされています。
- ロズマリン酸: 抗炎症作用があり、がん細胞に対する効果が示唆されています。
3. ティーツリーオイル
- テルピネン-4-オール: 抗菌作用が強く、免疫系をサポートすることで間接的に抗がん効果が期待されます。
4. ラベンダーオイル
- リナロール: 抗酸化作用があり、ストレス軽減による免疫力向上が期待されます。
5. ペパーミントオイル
- メントール: 消化を助け、全体的な健康をサポートすることで免疫系に寄与します。
6. ローズマリーオイル
- ロズマリン酸: 抗酸化作用があり、がん細胞の成長を抑制する可能性があります。
7.ローズオイル(バラ油)
- ゲラニオール:
- 抗酸化作用があり、がん細胞の成長を抑制する可能性があるとされています。
- フラボノイド:
- 抗炎症作用や抗酸化作用があり、免疫系をサポートする効果が期待されています。
- リナロール:
- ストレス軽減に寄与し、間接的に免疫力を向上させる可能性があります。
8.ゼラニウムオイル
- ゲラニオール:
- 抗酸化作用があり、がん細胞の成長を抑制する可能性があるとされています。
- シトロネロール:
- 抗菌・抗炎症作用があり、全体的な健康をサポートすることで免疫系に寄与する可能性があります。
ちなみに、ゲラニオールという成分ですが、抗酸化作用の他に次のような効果があると言われています。
- 口臭や体臭を抑える:体内に吸収された後に汗腺などから汗と一緒に放出されるため、口臭や体臭を抑える効果があると言われています。
- 女性ホルモンの分泌を促す:肌のターンオーバーやヒアルロン酸などの潤い成分の分泌を促して肌のみずみずしさを保つ役割を担う女性ホルモンの分泌を促す作用があります。
- 抗菌、抗不安、皮膚弾力回復:ローズオイルの主成分として、抗菌、抗不安、皮膚弾力回復などの働きがあります。
- 血糖値の上昇を抑制する:本格芋焼酎に血糖値の上昇を抑制する効果があることが臨床研究で示されています。
ゲラニオールは、ゼラニウムから発見された物質で、バラの精油にも多く含まれています。バラに似た香りが特徴で、パルファンやローズモンクールなどに大量に含まれています。
私が愛用しているのは、フランキンセンス、ラベンダー、ティーツリー、ゼラニウム、ローズマリーで、中でもフランキンセンスの頻度が高いです。
フランキンセンスの香はフローラルでウッディ、スモーキーな印象で、心を落ち着かせる効果、肌の再生効果もあるそうです。
古代から香料や医療に使用されてきた歴史があり、エジプトや中東の文化では宗教儀式や葬送に用いられました。クレオパトラは美しさを保つために様々なオイルを使用していたとされ、フランキンセンスもその一つだった可能性があるそうです。キリスト教の贈り物としても有名です。
精油それぞれの歴史なども調べると興味深いです。
無印良品のアロマストーンにオイルを滴下して芳香浴をしています。持ち運びも便利で、入院中(個室だったので使用)にも活躍。
愛用オイルはプラナロム、プラナロム社ケモタイプ精油日本輸入代理店健草医学舎さんhttps://www.pranarom.co.jpが品質も良く、もちろん香も良く、安全で安心かと思っています。
精油代表格ラベンダーアングスティフォリア
クリームに精油を少し混ぜて肌に塗ったりもしています。
クリーム容器(ガラス推奨)にベースクリーム30g、精油はフェイス用なら3滴、ボディ用なら6滴が目安です。爪楊枝などでよく混ぜれば完成です。アレルギーはないか、パッチテストしてくださいね。
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